~情報社会で自ら考え、判断する力を身に着ける~
田園調布学園中等部と教育ネット
1年生に年間7回の情報リテラシー授業を実施

 

2023年4月5日:株式会社教育ネット(神奈川県横浜市都筑区 代表:大笹いづみ)は、2022年度に田園調布学園中等部の1年生を対象に、年間7回の情報リテラシー授業を実施した。田園調布学園中等部・高等部では、2022年4月より「探究」プログラムがスタートし、中等部1年生から高等部2年生までの5年間を通して、身近な課題から世界的な課題までを自分事として考えながら、卒業時には学校ルーブリックにある力や姿勢を身につけ、「これだけやったんだ」という自己肯定感をもてるような活動を行っていくとしており、身につけるべき力の1つとして「情報リテラシー」が位置付けられている。
教育ネットは1年間の到達目標として、「情報の特性、取り扱い方法とネットワークの仕組みを理解した上で、自ら考え、判断する力を身につける」を定めた。
情報リテラシー授業の中では、Google Formsを利用し、生徒の意見をその場で分析し、結果のフィードバックを行った。また、2学期以降はグループディスカッションを実施。自分の意見を発言し、同時に他者の意見に耳を傾け、最善の回答を導く課題解決能力向上に努めた。

 

 

田園画像1

 



 
田園グラフ
 
 


生徒からは、「同じパスワードだとパスワードとしての機能があまり役に立たないと知り、それからパスワードを使い回すのではなく、新しくパスワードを作り、どれがなんのパスワードなのかわかるようなヒントを作るようにしている。また、記号や数字、ローマ字を含めるパスワードにしている。」、「今の時代高度な技術で画像や動画の合成などができるようになっているので、ぱっとみた記事に囚われてその情報に流されるのではなく、複数の記事を見て回って本当かどうかや情報の発信源に信憑性はあるのかなどを確かめるようにしたいと思いました。」などの回答があり、知りえた知識を自身の生活に活かしていこうという姿勢がみられた。
今年度も引き続き1年生に年間5回の情報リテラシー授業を実施予定だ。