教育ネット、一人一台時代の新しい「情報モラル教育」

学校法人宝仙学園小学校と共同研究スタート

~低学年向けにはパペット 実態にあわせた情報モラル学習~

 

2020年4月1日: 株式会社教育ネットが提供する情報モラル教育支援サービス「お助けネット」を、2019年度に引き続き宝仙学園小学校では導入することが決まった。宝仙学園小学校は、3年生以上の学年で1人1台のタブレット(iPad:個人持ち)を活用した授業を実施しており、家庭や学校でタブレットを有効、かつ安心・安全に活用するための情報モラル教育支援サービス「お助けネット」を導入、教職員、保護者、児童向けの講習、授業支援、また児童のインターネット利用実態調査などを行っている。

■実態を分析し、特色に合わせた授業支援を実施
2019年度は児童向けにインターネットやICT機器の利用に関する実態調査を、全児童を対象に実施。その結果が日々の生活指導に活かせるように分析結果を教職員にフィードバックするとともに、学年ごとの特色に合わせた情報モラル学習を組み立てた。特に低学年向けにはパペットを使った対話型の学習を行うなど、他の情報モラル学習にはみられない工夫がなされている。

■学校と家庭が連携し、子どもたちのICT機器活用を見守る
また保護者対象のプログラムとして、現在の子どもたちの実態を伝えるとともに、授業で使用するソフトウェア(ロイロノート)を使って、保護者自身のネット利用時のルール作りのワークショップなども行った。ICT機器を使った学習のイメージを、保護者にも体験してもらい、その可能性を感じてもらった。

 

 

■2020年度の新しい「情報モラル教育」とは
今後は、ICT活用、プログラミング教育を先進的に取り組んできた宝仙学園小学校と共に、共同研究校として進めていく意向であるとともに、私学では初めてのトータルバランスを考えた情報モラルのコンサル導入を支援し、学校現場と共鳴した環境と、子どもたちに合った提案を計画することになる。

教育ネットの情報モラル授業支援「お助けネット」は全国で年間1,700回以上にのぼる情報モラル学習支援プロジェクトで、主体的活動を取り入れた集合学習による授業支援のほか、複数の講師を派遣して学級単位で学習できる独自のスタイルが教育委員会や学校から好評を得ている。

 

■情報モラル教育支援サービス「お助けネット」とは

株式会社教育ネットが立ち上げた情報モラル教育の支援を行うプログラム。小中学校を中心として展開されており、児童生徒向けの授業支援の他、タブレットを使った教職員向け研修、話し合い活動をとりいれた保護者向け講習などを全国で行っている。2018年度までの実績として、お助けネットプログラムによる授業支援回数は年間1,701回、通算6,485回にのぼる。