「帝京大学小学校『早期起業家教育』にものづくり協力企業として参加しました」
今年度、帝京大学小学校5年生の「早期起業家教育」に、ものづくり協力企業として参加いたしました。
教育ネットはデジタルものづくりの技術支援を担当。3Dプリンタを活用し、子どもたちのアイデアを形にする工程をサポートしました。(詳しくはこちら)
11月に行われたビジネスコンテストより採用されたアイデアの中で3Dプリンタを活用して製作するものについては、デジタル環境・技術を提供しました。
1組のバスボム内に入れる帝小君人形、2組の帝小君及びジオラマを子どもたちの意見を元に製作しました。
1月20日・21日に帝京大学小学校で開催された販売イベントでは、子どもたちのアイデアから生まれた商品が全クラスで完売したとのことでした。
私たちもイベントを見学させていただきましたが、5年生の保護者だけでなく、他学年の子どもたちや保護者も多数訪れ、大変盛況な様子でした。
販売方法として提案させていただいたガチャも盛り上がりをみせており、私どもとしてもとても嬉しく思いました。
ジオラマを子どもたちの意見を元に製作しました。
また、今回の売り上げの一部を製作費にあて、新1年生へのプレゼントとして3Dプリンタで製作した人形やジオラマを再発注したいというご要望があり、教育ネットが追加製作を行いました。
再発注の相談を受けたときは、ものづくりの面白さ・魅力が子どもたちに伝わり、新1年生にも何かしらの形でプレゼントしたいと思ってくれたのではないかと嬉しく感じました。
本校が、早期起業家教育に取り組んで3年目となりました。今年度の課題は、販売する商品の質を上げ、売上を伸ばすことでした。
そこで、教育ネットさんの「モノづくり」の力をお借りしました。 子どもたちのアイデアが、3Dプリンタという最新の技術を活用することで形になった瞬間の笑顔が忘れられません。
来年度の5年生は、さらなる製品を創り出してくれることと、私も今からワクワクしています。
(帝京大学小学校 校長 石井 卓之)
教育ネットは、今後もデジタルものづくりを通じて子どもたちのアントレプレナーシップ教育をサポートしていきます。