~第4回全国統一タイピングスキル調査結果報告~

小学6年生の1分間の入力文字数(中央値)83文字に

 

2024年3月15日:株式会社教育ネット(神奈川県横浜市都筑区 代表:大笹いづみ)と株式会社ミラボ(東京都千代田区 代表: 谷川一也)が共同開発した情報活用能力の可視化・育成を目的としたWEBアプリケーション『らっこたん』を使用した『第4回全国統一タイピングスキル調査』の調査結果を公開しました。第4回調査は2023年8月~2023年12月末までに実施し、日本全国の児童生徒11,905人が参加。入力速度や入力精度などの統計結果が明らかになりました。

 第4回のスキル調査では小学5年生と6年生、中学3年生で、1分間あたりの入力文字数(日本語)が過去最高値となりました。特に小学6年生は83文字/分と全学年中最も多い結果となりました。

 

グラフ1

 

 

 

また、今回入力文字数が多かった小学6年生の第1回と第4回の入力文字数分布を見てみると、タイピングスキルが底上げされていることがわかります。

 

 小6グラフ

 

文科省では、情報活用能力に係る「キーボードによる文字(日本語)入力のスキル向上について、小学5年生の令和4年度の現況値15.8文字/分から令和8年度に40文字/分となるよう評価指標を検討しています。(出典:デジタル学習基盤特別委員会(第3回)配布資料/教育DXに係るKPIの方向性等について)

教育ネットが実施する「情報活用能力調査」ではタイピングスキルに加えて、情報の判断などの総合的な情報活用能力の習熟度を計ることができます。この度、第2回の参加自治体、学校の申込み受付を開始しました。ご興味がありましたらお問い合わせフォームよりお申込ください。

 

■「らっこたん」について

「らっこたん」は、株式会社教育ネットと株式会社ミラボが共同で開発を行っている情報活用能力の可視化・育成を目的としたWEBアプリケーションです。『課題の設定』『情報の収集』『整理・分析』『まとめ・表現』『情報モラル・セキュリティ』『タイピング等の基本的な操作』を学ぶことができます。
子どもたちは小学校1年生から中学卒業までの技能習得の進捗を自己確認でき、先生は学校全体・学年・学級・個人の視点から学習状況を把握し、全体把握と個別指導に役立てることが可能です。

 

 

【第4回全国統一タイピングスキル調査 概要】

実施期間: 調査実施期間2023年8月23日~2023年12月31日
実施対象:日本全国の小中学生
実施人数:11,564人(アルファベット)11,905人(日本語)

 

『情報活用能力検定』申込み 

https://edu-net.co.jp/rakkotan_event_01 

 

  

■教育ネットについて

・会社名:株式会社教育ネット
・URL:https://edu-net.co.jp/
・所在地:神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎中央24-4 第6セキビル 502
・代表者:代表取締役 大笹いづみ
・設立:2014年6月
・事業内容:情報モラル教育(ネットリテラシー教育)やプログラミング教育において、先生や保護者、地域と共に未来を生きる子どもたちの可能性を信じ、知恵を出し合うことから生まれる支援やサービスを提供することで新しい価値を創造し続けます。

 

■ミラボについて

・会社名:株式会社ミラボ
・U R L:https://mi-labo.co.jp
・所在地:東京都千代田区神田駿河台4-1-2 ステラお茶の水ビル8階
・代表者:代表取締役 谷川一也
・設 立 :2013年12月
・事業内容 :ミラボの社名は「ミライ×labo(ラボ)」に由来します。「いまここにない未来を創造」し「社会に貢献する」ことを基本理念に、主に電子申請サービスや母子保健・福祉・医療・教育に関するDXサービスを展開し、約300自治体のDX支援を実施。
また、2022年12月株式会社Gakkenと共同でジョイントベンチャー「hug Labo株式会社」を設立し、子育てクラウドサービス「hugmo」を運営。2023年2月「一般社団法人こどもDX推進協会」の設立に関わり、ミラボ代表が理事を務めています。

 

【本件に関する問い合わせ先】

株式会社教育ネット 
担当:浅井・渡邉 
TEL:045-530-9401
MAIL:info@edu-net.co.jp